こんにちは、ちゃぴです。
みなさんの玄関扉の鍵、調子はどうですか？
僕の家は築約10年ですが、調子が悪い。
具体的な調子の悪さは以下の2点
- キーを鍵穴に差し込みにくい
- 差し込んだキーを回す時に重たい
上記のような問題がありましたが、解決する事ができました。
同じような症状でお悩みの方に参考なればと思い、記事にしてみました。
ぜひ読んでみて下さいね。
問題を解決させた処置内容は？
やったことは以下の２点です。
- 潤滑剤を鍵穴に吹き込む
- シリンダー錠本体を固定しているネジの増し締め
これで解消しました。
順番に説明しますね。
潤滑剤を鍵穴に吹き込む
我が家の玄関扉の鍵は『MIWA』製です。
不満に感じていた症状は、キー差し込みの渋さと回転の渋さ。
原因は潤滑不足なのは明らか。
なので最初に思いついたことは
一家に１本は必ず存在する『呉工業 556』を使ってみるか？
と考えましたが、やめました。
これ、基本的に好きなのですが『潤滑油』なんですよね。
鍵穴に拭いたら『オイル』が付いちゃう。
持ち歩くキーがベタベタになりそう。
僕はキーケースを持っていますが、ケースにもオイルが付着してしまいそうですね。
キーホルダー等でキーが露出した状態でカバンなどに入れる方だと
カバンの中でオイルが付着してしまう事が予想されます。
スマホ等の精密機器、皮財布等、デリケートなモノには付着してほしくないですよね。
しかも浸透力があるので、過剰に吹くと思わぬ箇所から滲んできそう。
不意に扉を手で支えたところが鍵付近で、オイルが滲んでた。
それで手が汚れるのもイヤですね。
なので、『呉工業 556』は好きだけど、
鍵穴には適していないモノと判断しました。
じゃぁ潤滑剤はナニ使うのよって話。
Amazonで『鍵穴潤滑剤』で検索してみると
山盛り出てきます。
それだけニーズがある、困っている人がいたって事ですね。
僕が選んだのは以下の製品
現在使用している鍵メーカの『MIWA』が出している潤滑剤です。
安心感があります。
そして潤滑剤は『白い粉末』。
オイルじゃないんだね。
そうだとすると先述したベタつきの心配が無くなります。
量は12mlで￥545。
ん？
12mlって少なくねぇか？
と思って調べてみると
70ml版、480ml版がある。
480mlは絶対に要らん。。（おそらく業者向けで一般家庭用としては量が過多と判断）
70mlは微妙だなぁーと思ったけど、まぁ12mlにしとこう。
足りなくなれば、また買えばいい。
そんな感じで深く考えず、12mlを選択しました。
で、本題の潤滑性能ですが、イイです。
鍵穴に0.5秒程度スプレーしてください、と取説に記載してあるので
素直に、その通りに使用します。
キーの抜き差しは格段に良くなりましたね。
そして粉末状の潤滑剤なのでベタつきがありません。
潤滑剤をスプレーした直後は、少量ですが鍵穴からはみ出していました。
また、キーの挿抜で多少転移しますが数回で無くなります。
これはティッシュ等で拭き取ってしまえば問題ありません。
ウチの玄関扉はダブルシリンダー仕様。
シリンダが２ヶ付いています。
１ヶは抜き差しも、回転も良くなった。
もう１ヶは抜き差しは良くなったけど、回転は良くならず。
なんで？？
ネジの緩みも回転の渋さに影響がある
回転の渋さが改善しない１ヶを徹底的に観察します。
よーく見てみると、サムターンの土台（ベース）にカバーが付いていますが
明かに浮いていました。
この回転の渋さが改善しないシリンダは
サムターン回しに対応したシリンダになっていて、サムターンが取り外せます。
サムターンを外して、浮いている土台を引っ張ると簡単に外れました。
そうすると、内部が露出しますがここにネジが使用してあり
これが完全に緩んでいました。
なのでこれを増し締めし、カバーやサムターンを元の状態に戻します。
するとどうでしょうか。
完璧な回転フィーリングです。
引っ掛かり感や擦れ感は完全に解消しました。
まとめ
キーの挿抜や回転の渋さは潤滑性の低下が一因になっている。
よって、潤滑剤で一定の回復期待ができる。
注意点として、潤滑剤にオイル系は使用しない。
粉末タイプがgood。
べたつかないからね。
経年の使用によりネジ緩みが発生している可能性もある。
可能な場所は増し締めをしておく。
ただし、無理は禁物です。
自力で修理できない場合は専門業者に委託しましょう。
無理して故障し、鍵がかけられなくなってしまうと大変です。
やれる範囲でトライしてみましょう。
皆さんの参考になれば幸いです。
それでは、また別記事で会いましょう。
バイバーイ。
