雑記

【簡単】家電製品の電気代を計算する方法

こんにちは、ちゃぴです。

悩む人
家電製品の電気代は、どのように計算すればいいのかな?

そんな疑問にお答えします。
この記事で読み終えると家電製品の電気代が計算できるようになります。

ざっくり全体の流れを説明すると、
計算したい家電製品の電力をしらべ、使用時間を見積もって概算の電力量を求めます。
契約している単価と上記で求めた電力量をかければ電気代が算出できます。

はじめに

以下の2点を理解しましょう
・電力
・電力量

順番に説明しますね。
まずは『電力』から。
電力とは、電気によってどれだけの仕事ができるかの量です。
単位はW(ワット)で表されます。
取扱説明書の仕様欄に記載されています。

次は『電力量』です。
電力量とは、電力と使用した時間をかけ算したものです。
電力量(kWh)=電力(kW)×時間(h)
単位はkWh(キロワットアワー)で表します。

ポイント

・電力量を求めるときに使用する単位は
電力はkW(キロワット)
時間はh(アワー)
を使います。

取扱説明書では電力をWで表記されていることが多いです。
このWを1000で割るとkWに変換できます。
例1)
1500W÷1000=1.5kW
例2)
60W÷1000=0.06kW

次に読者の皆さんが契約している単価を調べてみてください。
これは電力会社のHPから確認できますよ。
ここでは25円/kWhとして計算していきますね。

算出例1)
風呂場の脱衣所等で使うセラミックファンヒータ

電力:1200W
時間:2h
単価:25円/kWh

として計算を進めます。

まず、電力をWからkWへ変換
1200W÷1000=1.2kW

続いて電力量の算出
1.2kW×2h=2.4kWh

契約単価が25円/kWhなので
2.4kWh×25円/kWh=60円

よって、
1200Wのセラミックファンヒータを契約単価25円/kWhで2h使用すると電気代は60円
となります。

ここでの使用時間2hを1日あたりの使用量とし、1ヶ月(=30日)毎日使用したと仮定すると
60円×30日=1800円の電気代がかかると把握できますね。

注意点)
 今回例に出したセラミックファンヒータは消費電力が安定している機器です。
 エアコン等は室温や外気温等の使用条件で消費電力が変動します。
 この場合、取扱説明書の消費電力は最大と最小の併記、もしくは最大値のみの記載となります。
 使用条件を加味して正確な電気代を算出する事はできません。

電気代算出で注意を払うべきこと
 消費電力が変化する機器の正確な電気代は算出できないと割り切ります。
 私は最大電力で計算し、『これ以上にはならないかぁ』くらいの感覚でつかんでいます。
 全くの未計算でやみくもに電気を使い、検針票を見て後悔しないよう、
 『だいたいこんなもんかなぁー』くらいで留めています。
 神経質になりすぎない、でも、ざっくりは数値で把握している。
 この感覚が大事かな、と考えています。

皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

以上です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ちゃぴ

岐阜に住んでる43歳、男です! 機械、電気電子系エンジニアで生計立ててます! 子育て、仕事に奮闘しながら趣味でブログ書いてる。 ちゃぴは飼い猫の名前ですが、このブログのネームに借りてます。 ぜひ読んでみて下さい!

-雑記