雑記

包丁を研ぐメリット

こんにちは、ちゃぴです。

 

悩む人
包丁を研ぐメリットって何かな?

 

そんな疑問に答えます。

 

僕は包丁を研いで15年の経験があります。
メリットがあるから15年も続けてこられましたし、
今後も継続していきます。

 

そんなメリットを具体的に紹介していきますね。

 

包丁を研ぐメリット

 

包丁を研ぐメリットを列記すると以下になります。

 

  • コストを抑えられる
  • ケガを負うリスクを下げられる
  • 料理の見た目が良くなる
  • 煮物の味が染みやすくなる
  • 気持ちよく快適に料理ができる
  • 研ぐこと自体が楽しい

 

順番に説明していきましょう。

 

コストを抑えられる

一言で表現すると、研いだ方が生涯にかかるコストは半分以下に抑制できる。

 

世の中には様々な包丁が売られていますね。

 

100円均一で買えるモノから数万円もするような高級なモノまで
幅広くラインナップされています。

 

そんな中、ごく一般的なボリュームゾーンは
1本あたり¥3,000くらいでしょうか。

 

ここでは包丁の値段を1本¥3,000とし、
生涯に必要なコストを考えていきます。

 

まず前提として、切れ味が落ちても研がずに
買い替えていった場合を想定しましょう。

 

人によって料理の頻度や好みの食材(の硬さ)などもバラバラなため、
一律に『この間隔で買い替える』と断定できません。

 

 

よって、買い替え期間は0.5年(半年)、1年、1年半、2年、2年半、3年の
6通りで算出します。

 

生涯で包丁と使う期間はざっくり50年とします。

0.5年毎 30万円
1.0年毎 15万円
1.5年毎 10万円
2.0年毎 7万5千円
2.5年毎 6万円
3.0年毎 5万円

 

1年~2年毎の買い替えが最も多いと考えます。
この場合、生涯で15万円~7万5千円の買い替え費用が必要だと算出できる。

 

高っ!!

 

僕が今、使っている包丁は15年くらい使っています。

 

月に1~2回くらい研いでいますが、
そんなに小さくなっていません。
これなら生涯使えるだろうなって思っています。

砥石のコストについて

砥石もピンキリです。

 

僕は粗砥石、中砥石、仕上げ砥石、面直し砥石の4つ持っていますが、
合計で1万3千円くらいでした。

 

こちらは10年くらい使っていますが、
それほど擦り減っていません。

 

あと15年くらいは全く問題なく使えそうな感じ。

 

月に1~2回程度の頻度で使用しても
生涯の砥石代は3万円でおつりがくる程度です。

 

ケガを負うリスクを下げられる

 

しっかりと研がれた包丁では、なぜケガをしにくくなるのか?
よく切れるから、反対にケガのリスクが上がる方が自然と思いませんか?

 

しっかりと研がれた切れ味の良い包丁は
ムダに力を入れる必要がありません。

 

また、前後にストロークする回数も減ります。

 

皆さんも経験ありませんか?

 

切れ味の悪くなった包丁で食材を切る時、
グッと力を込めてノコギリのように早く
ギコギコとストロークさせてしまう事。

 

大根のかつらむきも、切れ味が悪いと、
どうしても力が入ってしまう。

 

で、突然ズバッと切れてしまって、
刃が予想しなかった方向へ進む。

 

刃の進んだ先に手などがあるとケガをしてしまいますね。

 

なので切れ味の悪い包丁はケガをしやすい。

 

その反面、よく切れる包丁は適度な力で切る事ができるので
刃の進行方向をコントロールしやすく、
ケガのリスクが下げられると考えられます。

 

料理の見た目が良くなる

切れ味の鋭い包丁で切ると切断面が滑らかです。

 

特に生野菜類は違いが出やすい。

 

妻が作ってくれる料理の中に、タコライスがありますが、
これには細かく刻まれたレタスが盛り付けられています。

 

切れ味が良くない包丁で切るとレタスが潰れてしまいますし、
切断面も粗く、残念な仕上がりになりがち。

 

これに対しよく切れる包丁を使って作ると、
刻まれたレタスはふんわりとしていて潰れない。

 

また、切断面もキレイなので見栄えが非常に良い。

 

その他にも、カイワレ大根や白髪ネギ等を切る時に差が出ます。

 

サーモン等の刺身も一太刀で切ると、切断面がフラットになる。

 

ギコギコとノコギリのように何度も折り返してストロークさせると、
切断面がガタガタになってしまいますよね。

 

また、身も崩れてしまい見栄えを悪くしてしまいます。

 

包丁の切れ味で、料理の見た目は大きく変わります。

 

煮物の味が染みやすい

味が良く染みた煮物っておいしいですよね。

 

包丁の切れ味を味の染みやすさ。

 

この2つは一見無関係に見えて、とても深い関係にあります。

 

よく切れる包丁で切った食材は切断面がキレイです。
なので、調味料が食材の中にスムーズに入っていきます。

 

一方、切れ味の悪い包丁で切られた食材は切断面が荒れていて
調味料が入っていきにくい。
よって、味が染みにくくなります。

 

気持ちよく料理ができる

 

単純に、よく切れる包丁で食材を切ると気持ちいです。

 

軽い力でスッと、サックと切れていく。
超気持ちイイ。

 

イメージしていると楽しくなってきます。

 

カイワレ大根、えのき、レタス、玉ねぎ、、、
切った時の感触が好きですね。

 

鶏皮がスパッと切れると自然と笑顔になれる。

 

よく切れる包丁は気持ちが良いいですし、
ムダに力を込めたり、ストークの回数が増えたりしません。

なので料理の労力を軽減してくれ、疲れにくいです。

 

研ぐこと自体が楽しい

 

包丁のコンディションにもよりますが、
1本研ぐのに必要な時間は30~40分程度です。

 

煩わしい事を考えずに研ぐことに集中する。

 

シャッシャッシャッと研ぎの作業に没頭する。

 

力を入れすぎないよう、
まんべんなく刃が研げるように注意を払う。

 

研ぐときの刃の角度も一定に保つ。

 

単純な作業ではありますが、
かなりの集中力を要します。

 

この集中した状態がホントに心地イイ。

 

ジョギングをしているときと似た感覚があって
僕は好きですね。

 

まとめ

 

コストは抑えられ、料理の見栄え、触感も良くなり
食材を切ることが楽しくなる。

 

それでいて研ぐこと自体、楽しい。

 

15年以上。ムリなく続けてこれたのも
これだけのメリットがあれば当然だなっと改めて感じました。

 

興味があれば、ぜひ皆さんもチャレンジしてみて下さい。
研ぐときに手を切らないよう、
安全には十分に注意してくださいね。

 

それでは、また別記事で会いましょう。

バイバーイ。

 

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ちゃぴ

岐阜に住んでる43歳、男です! 機械、電気電子系エンジニアで生計立ててます! 子育て、仕事に奮闘しながら趣味でブログ書いてる。 ちゃぴは飼い猫の名前ですが、このブログのネームに借りてます。 ぜひ読んでみて下さい!

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